葛西三枚州を東京初のラムサール条約登録地へ

葛西海浜公園の沖に広がる「三枚洲」を、湿地を守るための国際条約であるラムサール条約に登録を目指そうと活動を始めました。 2018年にドバイで開催されるCOP13にて葛西海浜公園三枚洲がラムサール条約に登録できるよう、日々活動を続けています。

葛西三枚洲は、都心の近くにありながら、自然の干潟が残され、世界的に希少な鳥類が飛来します。

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かつての広大な干潟が埋め立てられ、現在の公園となるまでには、多くの人の思いや努力がありました。

 

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ラムサール条約は、生物多様性に富んだ重要な湿地を世界各国が保全し、湿地の恵みを賢明に利用していくことを目的とした国際条約です。

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活動の最新情報

2018/6/4 2つの環境フェアで葛西三枚洲を紹介

梅雨前の天候の良い時期に、環境関係のイベントが続きました。2日は江戸川区主催「環境フェア」に、3日は環境省主催の「エコライフ・フェア2018」にて、葛西三枚洲の環境の素晴らしさを伝える展示の協力を行いました。

 

スズガモの群れが飛び立つ写真には、「こんなにたくさんの野鳥が東京にいるなんて!」と驚く声があちこちで聞こえるなど、大変好評でした。

 

特に代々木公園で行われた「エコライフ・フェア2018」では、中川環境大臣がブース視察に訪れ、当会幹事の飯田が説明をすることができ、葛西三枚洲のラムサール条約湿地登録に向けて、良いアピールとなったのではと思います。

 

※江戸川区主催「環境フェア」は、葛西東渚・鳥類園友の会の出展ブースへの協力。環境省主催の「エコライフ・フェア2018」は、湿地の恵み展実行委員会の出展ブース「湿地の恵み展~都市と湿地~」への協力。



2018/5/7 オール東京62市町村共同事業のエコアカデミー第78回で葛西「三枚洲」のラムサール条約登録の取り組み

オール東京62市町村共同事業のエコアカデミー第78回で

「東京湾三枚洲」のラムサール条約登録の取り組みを取り上げていただきました。

 

葛西「三枚洲」のラムサール条約登録の取り組み

http://all62.jp/ecoacademy/78/01.html

 

併せて江戸川区広報番組えどがわ区民ニュース

干潟が奏でるシンフォニー ~生物の宝庫・葛西三枚洲~

http://www.news.city.edogawa.tokyo.jp/movie/movie2551.html

で動画で概要を見る事ができますのでご覧ください。


2018/3/30 葛西沖三枚洲を国指定の鳥獣保護区に!公聴会に公述人として参加

当会が中心になって進めてきた、葛西海浜公園三枚洲のラムサール条約湿地への登録を目指す活動について、登録の実現に向けての大事な手続きが始まっています。それは葛西三枚洲の、国指定の鳥獣保護区への指定です。

 

日本の湿地をラムサール条約湿地に登録するためには、次の条件を満たしていることが必要です。

①国際的に重要な湿地であること(国際的な基準のうちいずれかに該当すること)

②国の法律(自然公園法、鳥獣保護管理法など)により、将来にわたって、自然環境の保全が図られること

③地元住民などから登録への賛意が得られること

 

葛西三枚洲が、このうちの②の条件を満たすためには、現在の東京都鳥獣保護区から、国指定の鳥獣保護区の中でも、保護の重要性が高い特別保護地区となることが必要なのです。

当会では、この手続きを進めるように、要望書の提出やシンポジウムの開催などを通じて、行政関係の各機関に働きかけてきました。この活動が実を結び、要望通りに行政上の手続きが進んだことで、この段階まで行き着いたと言えます。

 

 

利害関係者が集まり、環境省が意見を聴く場として設けられた公聴会「国指定葛西沖三枚洲鳥獣保護区及び同葛西沖三枚洲特別保護地区の指定に係る公聴会」に、当会代表の東が公述人として参加しました。

当日は葛西三枚洲の国指定鳥獣保護区の指定について、当会として以下のような意見を述べました。

「(国指定の鳥獣保護区への指定に)賛成。当該区域は、都市化が進んだ東京湾奥部に残された貴重な自然環境であり、国指定鳥獣保護区指定により、国民の財産として国に関与いただき、保全に繋がることを期待。その他東京湾奥 に残 る重要 な野鳥の生息地と連携した運用について検討をお願いしたい 。」

引用:国指定葛西沖三枚洲鳥獣保護区

葛西沖三枚洲特別保護地区計画書

【指定】(環境省案)より

https://www.env.go.jp/press/files/jp/108278.pdf



2017/12/14 シンポジウムの講演録を公開

2016年12月18日に200名を集めて盛会となった当会主催シンポジウム「東京湾の再生と葛西三枚洲~ラムサール条約への登録を目指して~」の講演録が完成しました。

東京湾の再生と葛西三枚洲のラムサール条約登録に向けて、各方面からの貴重な話が収録されています。ぜひダウンロードしてご覧ください。

 

プログラム

基調講演 

・東京湾の生物と干潟の現状/江戸前の海の豊かさと恵み(風呂田利夫・東邦大学名誉教授) 

話題提供 

・ラムサール条約とは(環境省 野生生物課)           

・都の海上公園としての葛西海浜公園(樋渡達也・みどり環境ネットワーク! 理事長)

・葛西三枚洲の鳥類とラムサール条約 (飯田陳也・日本野鳥の会東京 幹事)   

・ラムサール条約登録と荒尾干潟の漁業 (矢野浩治・荒尾漁業協同組合 代表理事組合長) 

意見交換 進行 金井裕(ラムサール・ネットワーク日本 理事)

総括  笹川孝一(法政大学教授)

 

ダウンロード
2016年12月18日シンポジウム東京湾の再生と葛西三枚洲_講演録
161218シンポ-講演録ver17_公開用r1.pdf
PDFファイル 9.2 MB


2017/4/26 東京都へ要望書を提出

東代表、飯田幹事を始めとする、登録推進の連絡協議会メンバーが東京都港湾局臨海開発部を訪問し、小池百合子東京都知事あての要望書「「葛西・三枚洲」のラムサール条約登録湿地への推進について(お願い)」を提出しました。

提出後には、当会や連絡協議会で実施してきた活動の説明や、今後に向けた意見交換を行いました。

 

今年3月に東京都小池知事が、都議会にて「葛西海浜公園のラムサール条約保全地域登録を目指す」という発言をしました。そして今回の訪問が実現し、東京都としても登録推進へ向けた動きが始まりつつあるという感触を得ました。

 

今後とも当会では、条約湿地登録へ向けた活動を続けていきます。ぜひご注目ください。