葛西臨海公園探鳥会

東京湾の埋め立て地に、自然との共生をテーマに造られた都立公園です。

集合場所である駅前から公園の緑が広がり、すぐに野鳥との楽しい出会いが始まります。

樹林、草地、淡水・汽水池、干潟などの多彩な環境に恵まれ、年間を通して多くの野鳥が観察できる、都心で指折りの探鳥地です。春と秋はシギ・チドリ類の仲間が、夏はカルガモやカイツブリの親子の可愛らしい姿や、コアジサシが魚を捕えるダイビングが見どころです。冬は海面を覆い尽くすような、数万羽にもなるスズガモの群れが迎えてくれます。木々が成長し年々豊かになる公園をめぐり、江戸前の海の豊かさが一年を通して実感できる、とても贅沢な探鳥会が楽しめます。

 

探鳥会リーダーによる見どころ紹介満載のパンフレットはこちらからダウンロードできます。


開催日 毎月第4日曜日(7.8月は中止)
参加費 一般 500円 会員 200円(保険料含む。ただし18歳未満は無料です。)入会はこちらから
集合 JR京葉線葛西臨海公園駅下 午前10時(2024年4月からは午前9時集合)
解散

午後3時頃(2024年4月からは12時半頃)

交通

JR東京駅・西船橋駅からJR京葉線(京葉線快速は停車しません)

または東京メトロ有楽町線新木場駅でJR京葉線に乗り換え、葛西臨海公園駅下車。

あるいは東京メトロ東西線葛西駅または西葛西駅からバス。

持ち物

弁当・飲み物・雨具・あれば観察道具(無くても可)(2024年4月からはお弁当不要)

移動距離

約4~5km

期待種

eBirdのバーチャートを参照(外部リンク)


開催レポート

2019年2月24日 葛西月例探鳥会

晴天で暖かな陽気に恵まれたこの日。オリンピックの競技場建設の関係で、園内は工事や樹木の剪定が目立ちますが、間を抜けるように進み、ジョウビタキやシロハラなどの小鳥たちと続々と出会いました。

 

西なぎさを臨むと、この日は中潮でちょうど干潮時刻にさしかかったため、カキ礁や干潟がよく出ていました。干潟に集まるユリカモメの中に小さな鳥が1羽。図鑑をよくよく見て出た結論は「コアジサシ」でした。

2月に見るのはとても珍しいことで、ベテラン組もとても驚きました。

ハジロカイツブリも夏羽に変身中。季節は着実に春へ向かっているようです。

 

※来月の葛西臨海公園月例探鳥会では、English speakers向けの英会話グループを設置します。詳しくはこちらをご覧ください。

 



2017年11月26日 葛西月例探鳥会

子どもたちにとっては(大人も)、今日は初めてのバードウォッチング。楽しかったね。
歩き始めてすぐにモズとハクセキレイ、空を舞ってるトビを皆で観察して、海へ向かう途中、木に隠れているヒヨドリを探しました。
道ではカワラバトとスズメの可愛い姿を望遠鏡で見ました。
海へ渡る橋では、カオナシそっくりのオオバンを望遠鏡で見て、ユリカモメの群れが空を舞ってる姿や、陸に上がったスズガモやアオサギを見ました。
お昼ご飯の場所では、エサを食べているヒドリガモを見て、最後はウォッチングセンターでたくさんのホシハジロとカワウ、とっても首の長いダイサギを皆で観察しました。
また、葛西臨海公園に遊びに来てね!